知っておきたいマラソン知識

毎日走ったらマラソンのタイムが下がる!毎日ランニングのデメリット

こんにちは!鹿児島のマラソンサークル”かごしまSONIC”代表の宮原(kagoshima_sonicです。

「速く走れるようになりたいけど毎日ランニングしてもいいの?」長く走れるようになりたいから毎日ランニングしたいんだけど」「毎日ランニングする効果ってどうなの?」

そんなお悩みはありませんか?

先に結論から言うと、毎日ランニングをするのはオススメしません。

そこで今回は、なぜ毎日ランニングをすることをオススメしないのか。毎日ランニングをすることのデメリットを紹介していきます。

毎日ランニングをする4つのデメリット

毎日ランニングをしたいと思ってる方はきっと

  • ランニングを本格的に始めたのは最近
  • 絶対狙いたいタイムがある
  • ダイエットのためにやる気を出してる
  • ランニング熱が高い

これらのどれかにあてはまるのではないでしょうか?そんな人こそ今回の記事を見ていただきたいです。

毎日ランニングをすることで起こる代表的なデメリットを4つ紹介していきます。

けがをしやすくなる

まず一つ目が、けがをしやすくなるです。

毎日ランニングをするということは休息する日がないということです。

ランニングをすると必ず筋肉は疲労し、その疲労は1日で回復できるものばかりではありません。

ゆっくり短い距離を走ることを毎日続けるということは可能かもしれませんが、それではランニングの効率的な効果は得られません。

疲労がたまったまま練習を繰り返していると、疲労がだんだんと蓄積されていき普段とは違うランニングフォームになってしまうことがあります。

普段のフォームで走れないことが原因でけがをしてしまうことが本当によくあります。

けがをしたら毎日どころか1カ月走れなくなるなんてこともざらにあります。

ケガを予防するためにも毎日ランニングは避けるのがよいでしょう。

効率の良い練習ができなくなる

疲労が蓄積されると効率のいい練習もできなくなります。

先ほどのランニングフォームが崩れるという話と被りますが、ランニングフォームが崩れると速く長く走ることはできません。

ランニングは、ある程度の距離を走る運動なので細かいフォームが非常に重要になってきます。

また、疲労を残したまま練習を繰り返しているとゆっくりなペースでも走るのがきつくなり、少しスピードを上げるだけで息が切れるようになります。

そうなってしまっては毎日ランニングをするのが苦になりランニングが嫌いになってしまいかねません。

疲労がたまり毎日の生活に支障が出る

疲労がたまると、走る時だけでなく日常生活でも筋肉痛や足のだるさを感じながら生活することになります。

また、筋肉の疲労がたまっていると異様な眠気に襲われます。

これは睡眠をとることで体力や筋肉を回復させようとしてる人間に備わっている生体維持のシステムです。

仕事中に眠気がしたり出かけてる最中に疲れを感じながら生活をするのは、体にも心にもよくありません。

ランニングを辞めたくなる

メンタル的な話になりますが、毎日ランニングをしているとランニングをやめたくなる時期がほぼ必ず出てきます。

長年ランニングをしている人はランニングを辞めたいとか走りたくないと思う時期を経験してるかと思います。

これが、いわゆる燃え尽き症候群みたいな症状です。

あまり根を詰めて「毎日走るぞ!」という風に頑張りすぎてしまうと毎日走れなかったときに心がぽきっと折れてしまいます。

なのでランニングを毎日するなどと大きな目標を立てるより、まずは小さな目標を立ててランニングをしましょう。

そのほうが、結果的には毎日ランニングをするよりも長い時間や長い距離走れたり、速く走れるようになります。

ランニングを中止したほうがいい体のサイン

ランニングを中止したほうがいいというサインはあなたの体が教えてくれます。

それは、走ってる最中に体のどこかにいつもと違う違和感を感じた時です。

体に違和感を感じた時に無理をしたら高い確率でけがをしたり、思うような練習ができなくてモチベーションが下がってしまいます。

そうならないためにも、走ってる最中に体のどこかにいつもと違う違和感を感じたらランニングを中止するようにしましょう。

ランニングを中止するという判断は練習熱心な市民ランナーにとっては勇気がいりますが、そこをぐっとこらえることでけがのリスクを抑えることができます。

けがをしてしまっては回復まで走れなくなってしまうので、急がば回れの気持ちでランニングに取り組みましょう!

それでも走りたい人はこんな練習をしよう!

「それでも走りたいんだ!」そんな人にオススメなのは代償運動をすることです。

代償運動とは、ランニングの代わりの運動をすることです。

走りたいと思う気持ちをほかの運動にあててみましょう。例えば

  • ウォーキング
  • 自転車
  • ジム
  • 筋トレ
  • 体幹トレーニング
  • 水泳

代償運動は考えればいくらでもあります。ここでポイントになるのはランニングよりも足に負荷がかからない運動にするということです。

私は普段、代償運動としてウォーキングをしています。

歩くときは2kmくらいの短い距離を歩いて心ばかりの運動をするようにしています。

普段4分15秒ペースでランニングをしていますが、たまには歩くのも楽しいですよ!ぜひ試してみてください。

『まとめ』毎日走ったらマラソンのタイムが下がる!

今回は、毎日ランニングについて話していきました。

今回の内容をまとめると

毎日ランニングのデメリット

  • けがをしやすくなる
  • 効率のいい練習ができなくなる
  • 疲労がたまり毎日の生活に支障が出る
  • ランニングをやめたくなる

せっかくやる気を持っている今だからこそ、ランニングは楽しく続けるのが一番です。

休むのも練習だと思うようにすれば、気楽にランニングができるようになりますよ。

では、ランニング生活を楽しんでください。

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