こんにちは!鹿児島県のマラソンサークル”かごしまSONIC”代表の宮原(kagoshima_sonic)です。
皆さんは、県外のマラソン大会に参加することはありますか?
県外の大会に出場するときは、前日受付をしなければいけないことが多いため毎回前乗りをしなければいけません。
前乗りをしたらホテルに泊まる人が大半だと思いますが、そのホテルに温泉があったらテンション上がりますよね。
マラソン大会前に温泉につかるというのは一見疲れがリフレッシュされてメリットだらけに見えるのですが、実は良いことだけではないのです。
そこで今回は、マラソン前に温泉に入るときの注意点と入浴でマラソンタイムを伸ばす方法を解説していきます。
マラソン大会前に温泉に入るのはNG?
まず初めに、マラソン大会前に温泉に入っていいのか?という疑問を持っている方もいるかと思います。
この答えに関しては必ずしもダメではないという回答です。マラソン大会前は普段以上に体のコンディションをバッチリにしておく必要があります。
やってはいけないこと
- 長湯をしない
- 湯冷めをしない
「必ずしもダメではない」という言い方をしたのは、上記の2点を注意すれば温泉に入っても問題がないためです。
では、なぜこれらのことをやってはいけないのでしょうか?
長湯をしない
入浴は私たちが思っている以上にカロリーを消費します。
10分の入浴は20分のジョギングに相当するカロリーを消費すると言われています。
マラソンを走る前はエネルギーを出来るだけ体に蓄えてから走るほうが途中でエネルギー切れにならないので望ましいのですが、長湯をしてしまい大会前日にカロリーを消費してしまってはせっかく蓄えたエネルギーが逃げるのでもったいないです。
また、長湯をすることで汗をかきます。
汗をかきすぎると脱水がおこり大会での水分補給のタイミングがずれる可能性や、水分不足を補おうと走る前に給水をし過ぎて途中でトイレに行きたくなったりします。
そういうことを防ぐためにも長湯は避けるようにしましょう。
湯冷めをしない
次に、湯冷めをしないようにするということです。
湯冷めをすることで体調を崩す可能性があります。大会前日に体調を崩してしまっては今までの練習が水の泡です。
昔、風邪でマラソンを走ったことがありますがすぐに体が動かなくなり息もすぐ上がるので自分の力を全く発揮できなかったことがあります。
そうならないためにも、お風呂から上がったら湯冷めする前に服を着たり温かい部屋に行くようにしましょう。
入浴でタイムを伸ばす方法!
入浴だけでタイムを伸ばすことはできませんが、正しい入浴をすると大会前のコンディションを整えることが出来ます。
- お風呂上りは水分補給を取る
- お風呂上りにストレッチ
この2点をすることで体のコンディションを整えることが出来ます。
入浴では汗をかきます。水分を取りすぎるのも問題ですが水分を取らないのも問題です。
大会中に脱水症状を起こさないためにもお風呂上りに水分補給をしておきましょう。
また、お風呂上りにストレッチをすることで筋肉の柔軟性を上げることが出来ます。
といってもやりすぎは禁物です。
ストレッチといえどやりすぎれば筋肉痛になる場合があります。ストレッチは軽くでいいので大会のゴールをイメージしながらストレッチをやってみましょう。
【まとめ】マラソン大会前に温泉に入るのはNG?
今回は、マラソン前の温泉や入浴について話していきました。
結論として”長湯や湯冷めに気を付ければ温泉に入っても大丈夫”ということになります。
ただし、わざわざ温泉に行くようなことはせずに出来るだけいつもと同じような生活をすることをオススメします。
いつもと違うことをすることで変に緊張してしまって寝つきが悪くなってしまうことがあります。
マラソンはスタート地点に立った時点で結果が決まっています。たくさん行った練習は絶対に裏切らないので安心してマラソン大会に挑みましょう。