知っておきたいマラソン知識

ランニングのやり過ぎはNG!痩せすぎ4つのデメリット

こんにちは!鹿児島県のマラソンサークル”かごしまSONIC”代表の宮原(kagoshima_sonicです。

有酸素運動は脂肪が燃焼されるのでダイエットに効果的な運動です。

ダイエット目的の人でなくても、マラソンでタイムを縮めたいためにさらに痩せようと考える人も多いです。

けれど、体重を減らせばマラソンのタイムが縮むというわけでもありません。

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上記の記事に書いているように、市民ランナーには市民ランナーなりの適正体重があります。適正体重より下でも上でもいけないのです。

ランニングをしている人の中には、すでに痩せてるのにさらに痩せようと頑張る人がいます。しかし、痩せすぎは太り過ぎと同じくらい体に良くないことです。

そこで、今回は痩せすぎることのデメリットを4つ紹介していきます。

ランニングのやり過ぎはNG!ガリガリになる前に

ランニングのやりすぎが何故いけないのか?ということですが、前提としてランニングに限らずどんな種類のダイエットもやりすぎはいけません。

それは無酸素運動である筋トレなどにも言えることです。

ランニングを過剰にやりすぎると

  1. 老け顔になる
  2. 風邪を引いたり体調を崩しやすくなる
  3. 病弱な体つきになる
  4. 足が遅くなる

こういったデメリットがあります。

老け顔になる

まず初めに、老け顔になるという理由があります。

痩せると顔の肉が落ちて頬がシャープになります。「スマートになってうれしい!」と思うかもしれません。

しかし、「スマートになってうれしい」と思っているのは自己満足の場合が多いです。

自分の満足度と周りの反応は正反対で、悲惨そうに見られてしまいます。

ランニングのやりすぎで顔が痩せると頬がシャープどころかこけてきます。そして、目の掘りが増してしわが増えます。

しわが増えると一気に老けた顔になります。

このランナー特有の老け顔をランナーズフェイスと言います。

痩せようと頑張っているのに老け顔になるなんて嫌ですよね。

風邪を引いたり体調を崩しやすくなる

次に風邪をひいたり体調を崩しやすくなるという理由があります。

これは、昔の僕のことなのですが数年前までBMI18.5(痩せすぎ)でランニングをしていた時期がありました。

その頃は年に4~5回ほど風邪をひいたり体調を崩したりしていました。

ところが、BMI20(標準)に体重を増やしてからは一回も体調を崩さずにランニングを続けることが出来ています。

適度な運動は免疫力を高めて風邪予防が期待できますが、痩せすぎると免疫力が下がって少し人混みに行っただけで風邪にかかってしまいます。

それでいて、ランニングを一生懸命するので風邪が治らず悪循環へとはまっていきます。

病弱な体つきになる

次に、病弱な体つきになるという理由があります。

ガリガリな人の特徴として、自分の体に満足しているというものがあります。

何故なら「痩せた身体はスマート」だと思っているからです。

前述したランナーズフェイスと被るのですが、痩せててカッコいいと思ってるのは自分だけで周りの反応は良いものではありません。

よく言われる「痩せてるね」は誉め言葉ではなく「大丈夫?」という意味もこもっている場合が多いです。

足が遅くなる

マラソンでは1kg痩せたら3分タイムが縮まると言われています。

しかし、痩せすぎるとマラソンのタイムが落ちます。なぜなら体重と同時に体力も落ちてしまうからです。

マラソンは短距離走のような爆発的なダッシュ力はいりません。マラソンで大事なのは持久力なのです。持久力を高めるには走り続けることのできる体力が必要不可欠です。

その体力が落ちてしまうのでマラソンのタイムは伸びず自己ベストが目指せなくなります。

痩せすぎの基準は何?

痩せすぎの基準はBMIという指標を使います。

BMIは自分の体重と身長から自分の体形がどんなものかを知ることが出来る大変便利なものです。

BMIの計算方法

体重÷身長(m)÷身長(m)=BMI数値

170cmで60kgの人の場合

60÷1.7÷1.7=20.7

上記のように計算を行います。

身長170cmで体重60kgの人の場合BMI20.7になります。

自分の身長と体重で計算をしてみましょう。

 

・・・・計算できましたか?

BMIの普通体重は18.5~25です。

もしも、計算した数値がこれより18.5よりも低ければ痩せすぎということになります。

しかし、18.5や19の人もあと一歩で痩せすぎなので20くらいまで体重を増やしたほうが体力の持ちがよくなり免疫力も上がります。

米を食べよう

痩せすぎの人は米をあまり食べない人が多いです。

最近はやりの糖質ダイエットですがランニングのエネルギーは糖質がほとんどです。

その糖質を抜いてしまうと体に力が入らなくなってしまいます。

なので自分が痩せすぎだと思ったり、体調を崩しやすいという人はまずは米を食べるようにしましょう。

米を食べることで糖質補給をすることが出来ます。

また、少しの量しか食べれない人は一回の食べる量を増やすのではなくて数回にわたって食事をするようにしましょう。

【まとめ】ランニングのやり過ぎはNG!

今回は、ランニングのやり過ぎについて話していきました。

マラソンで記録を目指すなら食べることも足を速くするために重要な要素です。

たくさん走るなら、たくさん食べる!

そうすれば痩せすぎになることを防げます。

体調管理をしながら楽しくランニングをしていきましょう。

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