ランニングで筋肉が落ちるのは本当?原因と維持する7つの対策
こんにちは、鹿児島のランニングサークル「かごしまSONIC」代表の宮原です。
「健康のために走りたいけれど、ランニングをすると筋肉が落ちると聞いて不安」「筋トレでつけた筋肉を減らさずに走りたい」と感じていませんか。
せっかく運動するのに、体が細くなりすぎたり、筋力が下がったりするのは避けたいですよね。
先に結論を言うと、普通のランニングを始めただけで筋肉がどんどん失われるわけではありません。
ただし、走る量に対して食事が少ない、長時間走っても糖質を補わない、筋トレをやめてしまう、休養が足りないといった条件が重なると、筋肉量が減る可能性は高まります。
つまり、問題はランニングそのものよりも、練習と栄養と回復の釣り合いです。
この記事では、筋肉が落ちる仕組みを難しい言葉に偏らず解説し、筋肉を保ちながら気持ちよく走る方法まで紹介します。
この記事のポイント
- ランニングで筋肉が落ちる条件
- 脂肪減少と筋肉減少の見分け方
- 筋肉を守る食事と補給の考え方
- ランニングと筋トレの組み合わせ方
ランニングで筋肉が落ちる原因
ランニングは全身を使う運動なので、「走る=筋肉を減らす運動」と決めつけるのは正確ではありません。
まずは、どのようなときに筋肉が落ちやすいのかを知ることが大切です。体重計の数字だけでは分からない変化も含めて、一つずつ見ていきましょう。
走るだけで筋肉は減るのか
筋肉量は、筋肉をつくる働きと分解する働きの差によって変わります。私たちの体では、どちらも一日中行われています。
運動で刺激が入り、食事から材料とエネルギーが届き、休養中に修復が進めば、筋肉は維持されやすくなります。
一方で、長時間の運動を続けるとエネルギー消費が増えます。
食事で補い切れず、体内に蓄えた糖質も少なくなると、体はアミノ酸をエネルギーづくりに利用する割合を高めます。これが「有酸素運動で筋肉が落ちる」と言われる理由の一つです。
ただし、脂質や糖質が主な燃料であり、ランニング中のエネルギーがすべて筋肉から取り出されるわけではありません。
週に数回、会話できる程度のペースで走り、必要な食事を取れている人まで過度に心配する必要はないでしょう。
むしろ運動習慣がなかった人では、太ももやお尻、ふくらはぎ、姿勢を保つ体幹が使われ、脚の持久力が上がることもあります。
大事な考え方
筋肉が落ちるかどうかは、ランニングの有無だけでは決まりません。走行量、運動強度、摂取エネルギー、筋トレ、睡眠を合わせて考えます。
走る動作で使う部位を先に知りたい方は、長距離ランニングで使う筋肉と役割も参考にしてください。脚だけでなく、腕振りや体幹も走りに関わっていることが分かります。
筋肉が落ちやすい五つの条件
筋肉量の減少は、一つの原因で急に起こるというより、いくつかの条件が重なって進むケースが多いです。
特に気をつけたいのは、食事を減らしながら走る量だけを一気に増やすこと。ダイエットを急ぐ人ほど、この組み合わせになりやすいかなと思います。
| 条件 | 体で起こりやすいこと | 見直すポイント |
|---|---|---|
| 摂取エネルギー不足 | 体重とともに除脂肪量も減りやすい | 食事量と走行量の釣り合い |
| 糖質不足 | 走る力が出ず回復も遅れやすい | 主食と運動前後の補食 |
| たんぱく質不足 | 筋肉修復の材料が不足しやすい | 一日量と毎食への分散 |
| 長時間走のやりすぎ | 消耗が回復を上回りやすい | 時間、頻度、休養日の設定 |
| 筋トレをしない | 筋力を保つ刺激が少なくなる | 週二回ほどの全身運動 |
仕事や家事で食事の間隔が空き、そのまま夕方に長く走る日も注意が必要です。
空腹で短時間の軽いジョギングをしただけで、すぐ筋肉が失われるわけではありません。
しかし、空腹状態で負荷の高い練習を何度も行い、終わったあとも食べない習慣が続けば、回復に必要な条件がそろいません。
また、走り始めて疲れているのに筋トレの回数や重さを以前のまま保とうとすると、全体の負荷が大きくなります。
逆に、走りたいからと筋トレを完全にやめれば、今まで筋肉へ与えていた刺激が消えます。どちらかをゼロにするのではなく、合計の運動量を見ながら配分することがポイントです。
体重減少と筋肉減少の違い
ランニングを始めた直後に体重が落ちても、その減少分がすべて筋肉とは限りません。
体内に蓄えられる糖質の一種である筋グリコーゲンは、水分と一緒に保持されています。
走行量が増え、糖質の蓄えが減ると、その水分も減るため、数日単位で体重や体の張りが変わることがあります。
また、体脂肪が減れば腕や脚の輪郭が細く見えます。
筋肉が小さくなったように感じても、実際には筋肉を覆っていた脂肪が減り、体全体が引き締まっただけという場合もあるんです。
逆に、体重がほとんど変わらなくても、筋力低下や疲労が続くケースはあります。
確認するときは、毎日の体重だけで判断せず、同じ条件で一週間の平均を比べてください。
加えて、ウエストや太ももの周囲、写真、普段扱っている筋トレの重さ、走るペースに対するきつさを記録すると変化をつかみやすくなります。
家庭用の体組成計は水分や測定時刻によって数値が動くので、一回の測定値に振り回されないことも大切です。
長距離と短距離で影響は違う
同じ「走る」でも、ゆっくり一時間走るのと、短い坂を全力に近い速さで駆け上がるのとでは、筋肉への刺激が違います。
長時間のランニングは心肺機能や筋持久力を育てる一方、消費エネルギーが大きくなりやすい運動です。補給不足のまま距離を増やすと、筋肉を保ちにくい状況へ近づきます。
短いダッシュや坂道走は、速く力を出す筋線維にも刺激が入りやすいものの、負荷が高く、筋肉や腱を痛める可能性もあります。
だから、筋肉を残したいからと毎回全力で走ればよいわけではありません。ゆっくり走る日、少し速く走る日、休む日を分けたほうが続けやすくなります。
マラソンに向けて長い距離が必要な人と、健康や減量のために三十分ほど走る人でも条件は別です。
前者は走行中の糖質補給や一日全体の食事がより重要になります。後者は、いきなり長時間へ伸ばさず、週二〜三回から始めるだけでも十分な運動になります。
市民ランナーの目安
筋肉を保ちたい初心者なら、まずは息が切れすぎない二十分から三十分のランニングで体の反応を見ます。
時間や頻度は年齢、運動歴、体調によって変わるため、数字は一般的な目安として考えてください。
筋肉が落ちたと感じるサイン
筋肉量の変化を直接確かめるには専門的な測定が必要ですが、日常のサインから練習と回復のずれを推測できます。
例えば、以前と同じ重さの筋トレが急にできなくなった、普段のペースなのに脚が重い、体重が意図せず下がり続ける、寝ても疲れが抜けない、といった変化です。
一回だけ調子が悪いなら、睡眠不足や暑さ、仕事の疲れなども考えられます。
判断材料になるのは、それが一〜二週間ほど続くかどうか。
さらに食欲低下、気分の落ち込み、安静時心拍数の上昇、女性では月経の乱れなどが重なる場合は、単なる筋肉減少ではなく、エネルギー不足や体調不良が背景にある可能性もあります。
走る量を増やさないほうがよい状態
強いだるさ、めまい、動悸、痛み、急な体重減少などがあるときは、練習を押し通さないでください。
休んでも改善しない場合や日常生活に影響する場合は、医療機関で原因を確認することも必要です。
「頑張れていないから走れない」と考えると、さらに負荷を足したくなりますよね。
しかし、回復していない体に練習を重ねるほど、フォームが崩れ、故障にもつながりやすくなります。
記録が落ちた日は、気合いを増やす日ではなく、食事や睡眠を振り返る日。そんな見方を持っておくと安心です。
ランニングで筋肉が落ちるのを防ぐ方法
筋肉を守るには、高価なサプリメントより先に、食事・筋トレ・走り方・休養の土台を整えます。すべてを完璧に変える必要はありません。
今の習慣で足りていないところを一つ選び、二〜三週間続けて体調や記録を見ていきましょう。
エネルギー不足を避ける食事
最初に見直したいのは、消費した分に対して食べる量が少なすぎないかです。
筋肉を維持するには、たんぱく質だけでなく、体を動かし修復するための総エネルギーが必要になります。
プロテインを一杯飲んでいても、朝食を抜き、昼食も軽く、夜に長く走っているなら足りないかもしれません。
食事は、主食、主菜、副菜をそろえると考えやすいです。
ご飯やパン、麺などの主食は走る燃料。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などの主菜は筋肉の材料になります。
そこへ野菜、海藻、果物などを合わせると、体の働きを支えるビタミンやミネラルも取りやすくなります。
朝に走る人は、消化できる時間と体調に合わせて、バナナ、パン、おにぎり、飲むヨーグルトなどを少量入れる方法があります。
食べると気持ち悪くなる人は無理に固形物を詰め込まず、走る時間を短くしたり、前日の夕食を整えたりしましょう。空腹の長時間走を習慣にしないことが大切です。
一時間を超える練習や負荷の高い練習では、走る途中の糖質補給も選択肢になります。
ジェルやスポーツドリンクは便利ですが、必要量は体格、暑さ、走行時間、胃腸の慣れで変わります。初めて使うものを大会本番だけで試さず、普段の練習で少量から確かめてください。
たんぱく質と糖質の摂り方
運動する人のたんぱく質摂取量は、一日あたり体重一キログラムにつき一・四〜二・〇グラム程度がスポーツ栄養に関する研究報告でよく示されます。
ただし、これは一般的な目安であり、年齢、総摂取エネルギー、運動量、減量の有無で必要量は変わります。
体重六十キログラムなら、単純計算で一日八十四〜百二十グラムほどです。
ここで大切なのは、一度にまとめて取るより、朝・昼・夕食と補食へ分けること。朝はパンだけ、昼は麺だけ、夜だけ肉をたくさん食べる形では偏ります。
卵、納豆、ヨーグルト、牛乳、魚、鶏肉、豆腐などを使い、毎食にたんぱく質源を置くと無理なく近づけます。
ランニング後は、たんぱく質だけでなく糖質も一緒に取りましょう。
糖質は使ったグリコーゲンを補うために必要です。おにぎりと牛乳、バナナとヨーグルト、パンと卵など、身近な組み合わせで構いません。
夕食がすぐなら、サプリメントを必ず飲む必要はなく、普段の食事で補えます。
一方、食事まで時間が空く日や、運動後に固形物を食べにくい日にはプロテインが便利です。
プロテインは筋肉を増やす薬ではなく、たんぱく質を取りやすくした食品。選び方や飲むタイミングは、ランナーのためのプロテイン活用法で詳しく解説しています。
筋トレを週二回組み合わせる
ランニングは筋持久力を高めますが、筋肉の大きさや最大筋力を保つ刺激としては、筋トレのほうが向いています。
筋肉を落としたくないなら、走る日を増やすだけでなく、週二回ほどの筋トレを予定に入れてみてください。
筋力トレーニングに関する運動指針でも、定期的に筋肉へ負荷をかけることの大切さが示されています。
種目は、スクワット、ランジ、ヒップリフト、カーフレイズ、腕立て伏せ、ローイング系、体幹運動などが候補です。
脚だけでなく、背中や胸、肩も含めて全身を使います。器具がない初心者なら、自重で八〜十五回ほど行い、余裕を残して二〜三セットから始めれば十分です。
同じ日に筋トレとランニングを行う場合、筋力や筋肉の維持を優先したい人は、元気なうちに筋トレを行い、そのあとに短い軽めのランニングを置く方法があります。
ただし、長距離走と重い脚トレを続けて行うと、後半の動きが崩れやすくなります。可能なら数時間以上空けるか、別の日へ分けると取り組みやすいでしょう。
ランニングと筋トレを併用すると、下半身の筋力向上がやや小さくなる可能性を示した研究はあります。
しかし、併用しただけで筋肥大が必ず止まるわけではありません。
特に健康づくりを目的とする人は、細かな順番に悩んで両方やめるより、無理なく続けられる曜日を決めることが先です。
一週間の組み合わせ例
月曜は筋トレ、火曜は軽いランニング、水曜は休養、木曜は筋トレ、土曜はランニング、日曜は散歩やストレッチ。
これは一般的な例なので、筋肉痛や生活予定に合わせて入れ替えてください。
走る時間と強度を見直す
筋肉を保ちながら走りたいなら、毎回長く、毎回速く走る必要はありません。
健康維持や体脂肪減少が目的なら、二十分から四十分ほどの走行でも運動量を積み重ねられます。
短い文章で会話できるくらいのペースを中心にすると、疲労を翌日へ残しにくくなります。
走行距離を増やすときは、時間、頻度、速さを同時に上げないこと。例えば今週は一回の時間を五分だけ延ばし、ほかは変えない方法なら、どの変化で疲れたのかも分かりやすくなります。
毎日走るより、走らない日を挟んだほうが筋肉や腱が修復する時間を確保できます。
また、ゆっくり走る日ばかりでなく、体力がついてから短い坂道走や流しを少量入れると、速く力を出す刺激も加えられます。
ただ、ダッシュは負荷が高いので、準備運動を行い、痛みや強い疲労がない日に限定してください。筋肉を守るための練習で故障しては本末転倒です。
週あたりの回数をどう決めるか迷う方は、目的別に考えるランニングの適切な頻度も合わせてご覧ください。
速さだけでなく、少ない力で前へ進む感覚を高めたい方には、ランニングエコノミーを高める方法も役立ちます。
休養と睡眠を練習に入れる
筋肉は走っている最中に完成するのではなく、運動後の食事と休養を通して修復されます。
だから休養日は「何もしなかった日」ではなく、次の練習を成り立たせる日です。疲れが少ない日は散歩や軽いストレッチにしてもよいですし、脚が重い日は完全に休んでも構いません。
睡眠時間だけでなく、眠りやすい生活の流れも意識しましょう。
就寝直前に息が上がる練習をすると、体温や興奮が下がらず、眠りにくい人がいます。
その場合は夜のランニングを軽くする、終了時刻を早める、朝や夕方へ移すなど、自分の反応に合わせて変えてみてください。
朝起きたときの安静時心拍数、食欲、脚の重さ、気分を簡単に記録するのもおすすめです。
普段より心拍数が高く、食欲がなく、階段でも脚が重いなら、その日の高負荷練習を軽いジョギングへ変える判断ができます。
予定表を守ることより、体の反応を読むことのほうが長く走る助けになります。
ランニング後は食事と休養を取り、次の練習へ疲れを持ち越さないことが大切ですダイエット中に注意すること
体脂肪を落としながら筋肉を保つには、体重を急いで減らしすぎないことが重要です。
摂取エネルギーを大幅に減らしたうえで走行距離を増やすと、練習の質が下がり、筋トレの力も出にくくなります。体脂肪だけを狙って短期間に落とすことはできません。
体重の減り方は体格や開始時の体脂肪率で変わりますが、まずは一週間単位の平均を見て、急な減少が続かないようにします。
食事を削るなら、お菓子や甘い飲み物、飲酒量などから見直し、主食や主菜を極端に抜かないほうが走りやすいです。
「体重が軽いほど速く走れる」と思い込みすぎるのも注意したいところ。
確かに余分な体脂肪が減ると走りやすくなる人はいますが、使える筋力や回復力まで失えば、後半にフォームを保てません。
数字が下がったのに走れなくなったなら、その減量はあなたの目的に合っているでしょうか。
減量期ほど筋トレを続け、毎食のたんぱく質と練習前後の糖質を確保します。
体重だけでなく、ウエスト、筋トレの回数、同じ心拍数で走れるペースも評価してください。
食べないことで軽くするのではなく、動ける体をつくりながら余分な脂肪を少しずつ減らす考え方が現実的です。
年齢に合わせて対策を変える
年齢を重ねると、若い頃と同じ刺激や食事でも筋肉を保ちにくくなる傾向があります。
だからこそ、中高年のランナーは「走っているから筋力も十分」と考えず、筋トレと食事を別々に確保したいところです。
特に脚力が落ちると、後半のフォームが崩れたり、つまずきやすくなったりします。
とはいえ、年齢を理由にランニングを避ける必要はありません。
いきなり距離を延ばさず、ウォーキングと短いジョギングを交互に行えば、負担を調整できます。
筋トレも重い器具から始める必要はなく、椅子からゆっくり立つ動作、低い段差への上り下り、壁を使った腕立て伏せなどから始められます。
また、一度に多量のたんぱく質を食べるのが難しい人は、三食へ分け、牛乳、ヨーグルト、チーズ、ゆで卵、豆乳などを補食に使うと取りやすくなります。
食が細いのに走行量だけ多い状態は避けましょう。体重が急に下がる、疲労が長引く、食事が進まないといった変化は、練習を増やす合図ではありません。
若い人でも、仕事が忙しく睡眠が少ない時期や、厳しい食事制限をしている時期は同じです。
年齢だけで決めるのではなく、回復にかかる時間を自分の基準にしてください。前回の疲れが残るなら、走る間隔を一日延ばす。
筋肉痛が強いなら、筋トレの回数を減らす。こうした小さな調整が、長い目で見ると筋肉と走力の両方を守ります。
筋肉維持に関するよくある質問
Q1. 毎日三十分走ると筋肉は落ちますか?
A. 三十分走るだけで筋肉が必ず落ちるわけではありません。ただし、毎日走って疲労が抜けず、食事量も不足しているなら筋肉を維持しにくくなります。最初は週二〜三回を目安にし、休養日と筋トレを組み合わせて体の反応を見てください。
Q2. 筋トレとランニングはどちらを先にしますか?
A. 筋肉や筋力の維持を優先する日は、疲れていない状態で筋トレを先に行う方法があります。ランニングの記録を狙う日は走る練習を優先しても構いません。両方の負荷が高い場合は別日にするか、数時間以上空けると動きの質を保ちやすくなります。
Q3. ランニング後はプロテインが必須ですか?
A. 必須ではありません。運動後に肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを含む食事が取れるなら、食品から補えます。食事まで時間が空く日や食欲がない日は、プロテインが便利です。たんぱく質だけでなく、使ったエネルギーを補う糖質も一緒に取りましょう。
Q4. 空腹で走ると筋肉が減りますか?
A. 短い軽めのランニングを一度しただけで、目に見えて筋肉が減るとは考えにくいです。しかし、空腹で長時間走ることを繰り返し、一日全体の食事も少なければ、回復が追いつかなくなる可能性があります。負荷の高い日は事前に消化しやすい糖質を取り、終了後は食事を先延ばしにしないようにしてください。
Q5. ランニングで上半身の筋肉も落ちますか?
A. エネルギー不足が長く続けば、使っている部位に限らず除脂肪量が減る可能性があります。また、筋トレをやめれば上半身への刺激も少なくなります。胸、背中、肩、腕の筋トレも週の予定へ入れ、食事と休養を確保することが大切です。
ランニングで筋肉が落ちる不安への結論
ランニングをしたからといって、筋肉が必ず落ちるわけではありません。
筋肉が減りやすくなるのは、走行量に対して食事が少ない、糖質やたんぱく質が不足している、長時間走を繰り返す、筋トレをやめる、睡眠や休養が足りないといった条件が重なったときです。
対策はシンプルです。主食と主菜を抜かず、運動後は糖質とたんぱく質を補い、週二回ほど筋トレを行います。そして、毎回追い込まず、走る日と休む日を分けること。
まずはこの土台から始めてください。
体重が減っただけで「筋肉がなくなった」と慌てず、筋トレの記録、走るときの感覚、体調の変化も合わせて見ましょう。
走ることと筋肉を保つことは両立できます。あなたが元気に走り続けられる量こそ、今のあなたに合ったランニングです。



