こんにちは!鹿児島県のマラソンサークル”かごしまSONIC”代表の宮原(kagoshima_sonic)です。
「マラソンで速く走りたい」「サブ4を達成したい」「手っ取り早く足が速くなる方法はないのか?」「流し練習って何?」
せっかくマラソンを走るなら速く走りたいと思いますよね。
ところで、あなたは流し練習という練習方法を知っていますか?別名ウィンドスプリントとも言います。
恐らく知らない人のほうが多いのではないでしょうか。
ウィンドスプリントは速く走りたいと思うランナーには是非やってほしい練習の一つです。
今回はそんなウィンドスプリントについて色々話していきます。
ウィンドスプリントってどんな練習方法?

ウィンドスプリントを直訳するとウィンド(風)スプリント(短距離走)になります。
つまり、風のように短い距離を走るのが流し練習なのです。
距離で言えば100m~200mくらいの距離になります。
練習内容は簡単で100m×3~5本を全力で走るたったこれだけです。
気を付けてほしいポイント
しかし、ただおもむろに全力疾走をするだけではウィンドスプリントの効果を十分に発揮することはできません。
ウィンドスプリントをするときに注意してほしいのはランニングフォームです。
全力だからと言って腕振りが雑になってしまったり、顔が下がったり上がったりしたらいけません。顔はまっすぐ向いて腕をしっかり振ることを意識しましょう。
ウィンドスプリントはスピードが速いので周りに迷惑が掛からないように歩行者などに気を付けて行いましょう。
ウィンドスプリントの効果とは?

ウィンドスプリントは短時間で出来るスピード練習です。
しかし、ウィンドスプリントの良いところは短時間で出来ることだけではありません。
- 練習前に刺激が入る
- 限界を超える練習になる
- スピード練習になる
- ランニングフォームを再認識できる
こういったメリットがウィンドスプリントにはあります。
体に刺激が入る
ウォーミングアップをした後のジョグやインターバル走で思うように走れないときはありませんか?
いきなりペースを挙げようと思うと体はきつく感じてしまいます。
しかし、ウィンドスプリントを練習前に行うと体に刺激が入り練習始めのスピードの辛さがなくなります。
限界を超える練習になる
ウィンドスプリントを行うことで自分の限界を超えることが出来ます。
マラソンで速く走りたいと思ったらキツイと思う練習もしなければ自分の実力は頭打ちです。キツイを経験した数だけ市民ランナーは速く走れるようになります。
そこで手っ取り早くできるのがウィンドスプリントです。ウィンドスプリントは短い距離ですが全力疾走のため息が上がりキツイです。
普段はジョグだけで終わる練習でもジョグの最後にウィンドスプリントを組み合わせることによって練習効率が上がります。
スピード練習になる
限界を超える=トップスピードを上げることになります。
これがスピード練習につながります。
人は走ったことのないスピードを出すとすぐに疲れてしまいます。しかし、ウィンドスプリントで毎日速いスピードを経験しておくことで普段の練習スピードが楽に感じるようになります。
ランニングフォームを再認識できる
ウィンドスプリントをする際にはランニングフォームを注意してほしいと前述しました。
それは、ウィンドスプリントの目的としてランニングフォームの再確認を行う意味もあるからです。
長距離を走っているとどうしてもランニングフォームが崩れがちになってしまったりランニングフォームを意識しなくなってしまいます。
ランニングフォームが崩れたら怪我をしやすくなり、練習効率も上がりません。
ウィンドスプリントは短い距離なのでランニングフォームに集中することが出来ます。
ウィンドスプリントはいつやったらいい?

ウィンドスプリントはジョグやインターバル走などと違い、補助的な練習です。そして短時間で行うことが出来ます。
なので練習のたびに行いましょう。
ウィンドスプリントをやるタイミングは練習前もしくは練習後どちらでも構いません。どっちもやれる人はどっちもやりましょう。
こんな感じです!
- 流し100m×3本
- ジョグ10km
- 流し100m×3本
ただ、練習前に疲れたくないという人は練習後だけにすることをオススメします。
【まとめ】速く走りたいなら”流し練習”をしよう!

今回は、ウィンドスプリントについて話していきました。
ウィンドスプリントは他の練習とすぐに組合すことのできる便利な練習です。
記録を目指している人だけでなくマラソンを完走したい人にも是非やってほしい練習です。
ウィンドスプリントをやることによってジョグペースが楽に感じるようになりますよ。
では、マラソン練習頑張って自己ベスト目指しましょう。