こんにちは!鹿児島県のマラソンサークル”かごしまSONIC”代表の宮原(kagoshima_sonic)です。
「ランニングをすると股ずれをして痛い…」「股ずれのせいでランニングに集中できない…」「マラソン大会で股ずれしたらどうしよう…」
そんな股ずれに関する悩みは尽きません。
股ずれとは?
皮膚同士が擦れて炎症を起こす怪我
股ずれはランニングをしていると必ずなるものではありません。ですが股ずれになる人はランニングをするたびになるという人もいます。
そして何と言っても股ずれは痛いのです。場合によっては痛みで走れなくなることもあります。足の痛みで走れないなら納得いきますが股ずれで走れなくなるのは悔しいですよね。
そこで今回は、股ずれになる原因と解決方法を解説していきます。
ランニングで起こる股ずれの原因とは?

股ずれが起こる原因はランニングによって太ももの内側の肌と肌が擦れることによっておこります。
痩せている人だと股ずれになることは少ないですが、太ももが太い人は肌がこすれる可能性が多いため股ずれになりやすいです。ただ、太ももが太いからといって歩いてるだけで股ずれになるかと言えばそうではありません。
ランニング限定で股ずれになる人も多いのです。
なんでランニングをした時だけ股ずれが起こってしまうのかというとランニングをした時の歩数と勢いに原因があります。
例えば、ランニング10kmをした場合だと歩数はなんと1万歩にもなります。
歩数が1万歩ということはつまり1万回肌がこすれてるということになります。想像しただけで痛いですね。
また、ランニングはウォーキングと違い1歩の歩幅が広くなります。歩幅が広くなると足を戻す勢いも速くなり摩擦が起こりやすくなります。
この2つの原因が重なり合いランニングで股ずれが起きてしまうのです。
ちなみにフルマラソンを走る人の場合だと一回で走る距離が42.195kmなので、単純計算で42,000回太ももをこすっていることになります。
股ずれを簡単に解消する方法

股ずれが原因で走れなかったり走る気が失せてしまうのはもったいないことです。
しかし、股ずれに悩んでいてもランニングを諦めなくて大丈夫です。
股ずれは解消することが出来ます。主な方法としては、
- ワセリン(皮膚保護クリーム)を塗る
- スパッツを履く
この2つの方法がすぐに試せます。
ワセリン(皮膚保護クリーム)を塗る
股ずれが痛い理由は皮膚の炎症です。
なので皮膚が炎症を起こすことが防げれば股ずれで痛みが起きなくなります。
そこで皮膚の炎症を防ぐ方法として効果的なのがワセリンなどの皮膚保護クリームを塗ることです。
皮膚保護クリームを塗る目的は皮膚の摩擦を軽減させることです。ワセリン以外にもベビーパウダーなどでも摩擦を減らすことが出来ます。
もしも、すでに股ずれを起こしていて痛みがあるようなら皮膚が炎症している証拠なので皮膚保護クリームを塗ると悪化してしまう可能性があります。
完全に痛みがなくなってから皮膚保護クリームをしよするようにしてください。
スパッツを履く
次に、スパッツを履くという方法です。
普段ジャージなどで走ってる人はおそらくスパッツやインナータイツを履いていないと思います。
ジャージで走ると皮膚とジャージの間に隙間があり走るたびに皮膚がジャージで擦れてしまって股ずれを起こします。
その摩擦を防ぐために太ももをピシっとカバーできるスパッツがオススメです。
スパッツを履いていれば皮膚が擦れることはなく擦れていくのはスパッツのみです。スパッツに穴が開くことはありますが、股ずれを起こすことはなくなります。
【まとめ】ランニングで起こる股ずれの原因

今回は、ランニングと股ずれについて話していきました。
股ずれはよくランニングで起こる足の痛みや膝の痛みと違い、皮膚保護クリームやスパッツなどの使用で簡単に予防をすることが出来ます。
痛みがあると楽しく走ることができないどころかモチベーションが下がりランニングに集中できなくなってしまいます。
そうなる前に予防をして楽しく快適にランニングをするようにしましょう。