知っておきたいマラソン知識

ランニング後に眠くなる!?原因と4つの対処方法

こんにちは!鹿児島県のマラソンサークル”かごしまSONIC”代表の宮原(kagoshima_sonicです。

「ランニングをしたらすごく眠くなる..」「マラソンの途中で眠くなることがある…」「朝ランニングをしたら昼間に眠くなってしまう…」

ランニングをした後またはランニングをしている最中に眠くなる時ありますよね。

夜ランニングだったら眠くなってもいいですけど朝ランニングで日中眠くなってしまって仕事や家事に影響が出てしまっては困ります。

そこで今回は、ランニング後に眠くなる4つの原因その対策法を紹介していきます。

ランニング後に眠くなる4つの原因

寝不足

まず第一に考えられるのが寝不足です。

人によって1日の睡眠時間は異なりますが最低でも6時間は睡眠をとらないと日中に眠くなってしまいます。

ランニングは体力を消耗する運動なので、寝不足状態でのランニングは体力消耗が増え疲労を回復するために眠くなります。

ランニングの時間を確保するために睡眠を削る人も多いですがほどほどにしておきましょう。

空腹で走っている

次に、空腹で走っているという原因があります。

空腹で走るとエネルギーが体にない状態で走ることになります。そうすると血糖値が下がり低血糖になりやすくなります。

糖質は脳のエネルギーでもあるので、低血糖になると脳の機能が低下し眠気が増してきます。

そのためマラソンなどの長い距離を走るときは途中で糖質の補給をしたり、走り終わった後にはしっかりと糖質補給をしなければなりません。

運動後の体温の低下

次に、運動後の体温の低下があります。

ランニングをしているときは全身運動で体が温まるのですが、走り終わった後は汗などのせいで体温が下がりやすくなります。

また、人の体は体温を正常に保つ機能が備わっているため一度上がった体温は必ず下がっていきます。この体温の低下が眠気を感じさせる原因なのです。

特に、1~2時間後は体温の低下から眠気が増しやすくなります。

走った後の疲労

次に、走った後の疲労が原因のことがあります。

ランニングを頑張ると疲労を回復するために眠気が増します。

ランニング直後は脳が活性されているので眠気を感じないこともありますが少し時間がたてば疲労感から眠気に襲われます。

ランニング後に眠くならないための対処方法

カフェインを取ろう!

「コーヒーを飲んだら眠れなくなる」という話を一度は耳にしたことがあると思います。

これはコーヒーに含まれるカフェインが脳を覚醒する効果があるからです。

その作用によって眠気をなくすことが出来ます。

カフェインはコーヒーだけでなくエナジードリンクからも摂取することが出来ます。

最近では、エネルギージェルでもカフェイン配合のものが売られていますので長距離練習やマラソン時に眠くなる人はカフェイン配合エネルギージェルを補給するのも一つの手でしょう。

糖質を補給しよう!

お腹がすいた状態で走ると低血糖により眠気が増すと言いましたが、それを防ぐためには糖質の補給が大事になってきます。

糖質を補給することにより低血糖になることを防ぐことが出来ます。

補給するタイミングは走る前と走った後です。走る前はバナナなど消化によくランニングの妨げにならないようなもので糖質補給をした方が練習に集中することが出来ます。

練習後はしっかりと米を食べて体力を回復しましょう。

市民ランナーのなかには減量するために糖質制限をしている人もいると思いますが、ランニングと糖質制限の組み合わせは危険なのでやめましょう。

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睡眠をしっかりとる

なんだかんだで、睡眠をとるというのが一番の対策法です。

夜中にテレビやスマホで夜更かしをしてしまいがちですが、夜更かしはランニング中の眠気を増進させます。

練習の負荷が大きいシリアスランナーほど体力を回復するために人より多くの睡眠時間を要します。

寝不足状態での練習はパフォーマンスも上がらないので睡眠はしっかりと取るようにしましょう。

【まとめ】ランニング後に眠くなる!?

今回は、ランニング後の眠気について話していきました。

ランニングで眠くなるのはしょうがないことです。眠気がひどいときには仮眠をとるのも効果的です。

そして、寝起きには冷水で顔をパシャっと洗えば眠気も冷めてスッキリしますよ。

体力回復に努めながらランニング頑張りましょう。

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