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走ると脇腹に痛みを感じるのはなぜ?ランニング中に起こる原因と対処法

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走っているときに、突然脇腹がズキッと痛くなり、ペースを落としたり立ち止まった経験はありませんか。

特に走り始めやスピードを上げたタイミングで起こりやすく、

  • 「なぜ毎回ここが痛くなるのか」
  • 「このまま走って大丈夫なのか」

と不安になる人も多いと思います。

ランニング中の脇腹の痛みは珍しいものではなく、多くの場合、呼吸の仕方や体の使い方、食事のタイミングなどが関係しています。

この記事では、走ると脇腹に痛みを感じる理由を整理しながら、走り続けてもよいかの判断の目安や、痛みが出たときの対処法、予防のポイントまでを解説していきます。

【結論】走ると脇腹が痛くなる原因は「呼吸」と「体の使い方」にある

結論から言うと、ランニング中に起こる脇腹の痛みは、内臓そのものの異常ではなく、呼吸の乱れや体の使い方による負担が重なって起こるケースがほとんどです。

特に、走り始めやペースアップ時に起こりやすいのは、体が負荷に追いついていない状態で走っていることが影響しています。

ランニングでは、呼吸に合わせて横隔膜や肋骨まわりが大きく動きます。

呼吸が浅くなったり、リズムが乱れたりすると、横隔膜が上下に強く引っ張られ、脇腹付近に痛みとして現れやすくなります。

また、姿勢が崩れて上半身がねじれた状態で走っていると、脇腹の筋肉や膜が左右どちらか一方に引っ張られ、局所的な痛みにつながることもあります。

さらに、走る直前の食事や水分摂取の影響で、内臓が揺れやすい状態になると、その重みを支える部分に負担が集中しやすくなります。

こうした要素が単独ではなく、呼吸・姿勢・タイミングが重なったときに脇腹の痛みとして表に出るのが、ランニング中の脇腹痛の特徴です。

走ると脇腹が痛くなる主な原因

ランニング中の脇腹の痛みは、一つの原因だけで起こることは少なく、いくつかの要因が重なって生じることが多いのが特徴です。

ここでは、特に影響しやすいポイントを整理して解説します。

呼吸が浅くなり横隔膜に負担がかかっている

走るペースが上がると、無意識に呼吸が浅く速くなりがちです。

この状態では、横隔膜が上下に大きく引っ張られ続けるため、その付着部に近い脇腹周辺に痛みが出やすくなります。

特にリズムが不安定な呼吸になっていると、左右どちらかに負担が偏り、片側だけが痛くなることもあります。

食事や水分摂取のタイミングが近い

走る直前に食事をしたり、多量の水分を一気に摂ったりすると、内臓が揺れやすい状態になります。

その重みを支える部分に負担がかかり、走り始めてしばらくした頃に脇腹の痛みとして現れることがあります。

特に消化に時間がかかる食事の後は起こりやすい傾向があります。

姿勢や腕振りの癖による体のねじれ

上半身が左右にぶれたり、腕振りが片側に偏っていたりすると、脇腹の筋肉や膜が繰り返し引っ張られます。

この状態が続くと、特定の部位に負担が集中し、痛みが出やすくなります。

姿勢が崩れやすい疲労時ほど、この影響を受けやすくなります。

脇腹の痛みはよくあることなのか

走っている最中に脇腹が痛くなると、「何か悪いことが起きているのでは」と不安になりがちです。

しかし、ランニング中の脇腹の痛みは、多くのランナーが一度は経験しやすい症状でもあります。

特に運動に慣れていない時期や、走り方・呼吸が安定していない場面で起こりやすいのが特徴です。

走り始めたばかりの頃や、久しぶりに走ったときは、体がランニングの動きや衝撃に慣れておらず、呼吸と体の動きがうまく噛み合わないことがあります。

その結果、横隔膜や脇腹まわりに負担が集中し、痛みとして感じやすくなります。

このようなケースでは、体が順応してくるにつれて自然と起こりにくくなることも少なくありません。

また、脇腹の痛みは一時的なものが多く、ペースを落としたり、呼吸を整えたりすることで和らぐ場合もあります。

そのため、毎回同じような強い痛みが続くわけでなければ、過度に心配しすぎる必要はないことがほとんどです。

走り続けても大丈夫か判断するための目安

脇腹の痛みが出たときに迷いやすいのが、「このまま走ってもいいのか」「一度止まるべきか」という判断です。

ここでは、ランニングを続けるかどうかを考える際の目安を整理します。

ペースを落とすと痛みが和らぐ場合

スピードを落としたり、呼吸を深く意識したりすると痛みが軽くなる場合は、負荷や呼吸の乱れが原因で起きている可能性が高いです。

このようなときは、無理に元のペースへ戻さず、体が落ち着くまで様子を見ながら走るという選択も考えられます。

走り始めやペースアップ時だけ痛む場合

走り始めやスピードを上げた直後にだけ痛みが出る場合は、体がまだ運動に順応していないことが影響している可能性があります。

ウォーミングアップを十分に行い、徐々にペースを上げることで、痛みが出にくくなることもあります。

痛みが強くなっていく、刺すような痛みが続く場合

走り続けるうちに痛みが増したり、鋭い痛みが引かない場合は、無理をしない判断が大切です。

このような状態では、一度立ち止まり、深呼吸をして体を落ち着かせることが必要になります。

日常生活でも違和感が残る場合

ランニング後だけでなく、歩いているときや安静時にも違和感が残る場合は、走る負荷が体に合っていない可能性があります。

この状態で無理に続けると、不安が強くなりやすいため、走る頻度や距離を見直すことが重要です。

走ると脇腹が痛いときの基本的な対処法

ランニング中に脇腹が痛くなった場合、無理に我慢して走り続けるよりも、その場でできる対処を行うことで、痛みが和らぎやすくなります。

ここでは、実践しやすく効果を感じやすい対処法を整理します。

いったんペースを落として深呼吸をする

脇腹の痛みを感じたら、まずはスピードを落とし、呼吸を整えることが大切です。

吸う・吐くを意識し、浅く速い呼吸から、ゆっくりとした深い呼吸に切り替えるだけでも、横隔膜への負担が軽くなり、痛みが和らぐことがあります。

痛む側と反対の手を上げて体を伸ばす

走りながら、もしくは一度立ち止まって、痛む側と反対の手を上げて体側を軽く伸ばすと、脇腹まわりの緊張が抜けやすくなります。

無理に強く伸ばす必要はなく、「呼吸がしやすくなる感覚」を目安に行うとよいでしょう。

腹部に力を入れすぎないよう意識する

痛みが出ると、無意識にお腹や上半身に力が入りやすくなります。

肩や胸の力を抜き、姿勢を少し整えるだけでも、体のねじれや引っ張りが軽減され、違和感が落ち着くことがあります。

一度立ち止まることも選択肢に入れる

痛みが強い場合や、走りながらの調整で改善しない場合は、一度立ち止まる判断も大切です。

数回深呼吸をして体を落ち着かせてから再開することで、無理なく走り続けられるケースもあります。

脇腹の痛みを予防するために意識したいポイント

脇腹の痛みは、起きてから対処するよりも、起きにくい状態を作ることが重要です。

日頃の走り方や準備を少し見直すだけでも、痛みの出方は大きく変わります。

ここでは、ランニング中に脇腹の痛みを感じにくくするためのポイントを整理します。

走り出しはゆっくり体を慣らす

いきなりペースを上げて走り出すと、呼吸や体の動きが追いつかず、横隔膜や脇腹に負担が集中しやすくなります。

最初の数分は「楽すぎる」と感じるくらいのスピードで走り、呼吸と動きが自然に合ってきてからペースを上げることで、痛みは起こりにくくなります。

呼吸のリズムを安定させる

脇腹の痛みは、呼吸が乱れたときに起こりやすい傾向があります。

吸う・吐くのリズムが一定になるよう意識し、苦しくなる前にペースを調整することで、横隔膜への負担を減らしやすくなります。

特に走り始めや上り坂では、呼吸が乱れていないかを意識すると効果的です。

食事や水分摂取のタイミングに注意する

走る直前の食事や大量の水分摂取は、内臓が揺れやすい状態を作り、脇腹の痛みにつながることがあります。

ランニング前は、胃腸に負担が残りにくいタイミングを意識し、必要な水分も少量ずつ摂るようにすると、痛みの予防につながります。

姿勢と腕振りを整える

上半身が左右にぶれたり、腕振りが偏ったりすると、脇腹の筋肉が引っ張られ続けます。

背筋を軽く伸ばし、左右バランスよく腕を振る意識を持つことで、体のねじれが減り、痛みが出にくくなります。

脇腹が痛くなりやすい人の特徴

走ると脇腹が痛くなりやすいかどうかは、体力だけで決まるものではありません。

これまでの運動習慣や走り方、日常の癖によっても起こりやすさは変わります。

ここでは、脇腹の痛みが出やすい人に共通しやすい特徴を整理します。

運動を始めたばかり、または久しぶりに走っている人

ランニングに体が慣れていない状態では、呼吸と体の動きがうまく連動せず、横隔膜や脇腹に負担がかかりやすくなります。

走り始めの時期ほど、脇腹の痛みを感じやすいのはこのためです。

ペースを上げすぎてしまう人

自分の体力以上のペースで走っていると、呼吸が乱れやすくなり、脇腹への負担が増えます。

特に「最初から飛ばしてしまう」「途中で無理にスピードを上げる」人は、痛みが出やすい傾向があります。

呼吸が浅くなりやすい人

走っているときに息を止めがちだったり、短く速い呼吸になりやすかったりする人は、横隔膜が強く引っ張られやすくなります。

その結果、脇腹にズキッとした痛みを感じやすくなります。

食後すぐに走ることが多い人

食事の直後は内臓が重くなり、走る衝撃で揺れやすい状態です。

このタイミングで走る習慣がある人は、脇腹の痛みが出やすくなります。

姿勢が崩れやすい人

猫背や体が左右にぶれやすい走り方をしていると、脇腹の筋肉が偏って引っ張られます。

疲れてくると姿勢が崩れやすい人も、痛みを感じやすくなります。

まとめ|走ると脇腹に痛みを感じるのはなぜ?

走ると脇腹に痛みを感じる原因は、内臓の異常ではなく、呼吸の乱れや体の使い方、食事のタイミングなどが重なって起こるケースがほとんどです。

特に走り始めやペースアップ時、食後すぐのランニングでは、横隔膜や脇腹まわりに負担がかかりやすくなります。

多くの場合、ペースを落として呼吸を整えることで痛みは和らぎ、体が慣れてくるにつれて起こりにくくなります。

一方で、強い痛みが続いたり、日常生活でも違和感が残る場合は無理をしない判断が大切です。

走り出しをゆっくりにする、呼吸や姿勢を意識するなど、基本的なポイントを押さえることで、脇腹の痛みを感じにくくしながらランニングを続けやすくなります。

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