ダイエット

ランニングで体重が増えた!?ダイエットが失敗するパターン5選

こんにちは!鹿児島県のマラソンサークル”かごしまSONIC”代表の宮原(kagoshima_sonic)です。

「ダイエットのためにランニングをしているのに体重が増えてきた…」「体重がなかなか減らなくて困ってる…」「ランニングダイエットで失敗したくない..」

ダイエットのためにランニングを始めたというものの、体重が減らなかったり逆に太ってしまったなどという悩みを抱えてはいませんか?

ダイエット=ランニングというイメージがあるくらいメジャーなランニングダイエットですが、体重が落ちていかないと辛いですよね。

ランニングをすれば必ず痩せるのですが、それでも痩せないのには何かしら原因があるはずです。

そこで今回は、ランニングダイエットで失敗する人のパターンや原因を5つ紹介していきます。

ランニングダイエットが失敗するパターン5選

ついつい食べ過ぎてしまっている

まず始めに、「今日は運動したからご飯多めに食べよ!」という風についつい食べ過ぎてしまって失敗するパターンです。

ランニングをダイエット目的でするのならば普段と同じ食事をする必要があります。

ランニングを始めたばっかりだと運動後の食事はとても美味しく感じられます。また、運動をしたことから自分へのご褒美感覚で油断して食べ過ぎてしまうことがあります。

ダイエットを継続するためにはご褒美も大事かと思いますが毎回毎回、食べ過ぎてしまっては一向に痩せません。それどころか運動した以上のカロリーを摂取して太ってしまう可能性があります。

そうなると元も子もないのでランニングをした日の食事は量を増やしたりご褒美といって甘いものを食べるのではなく普段と同じ食事をとるようにしましょう。

消費カロリーが少ない

次に、運動における消費カロリーが少なくてダイエットに失敗するパターンです。

普段と同じ食事をしているのに痩せないという人もいます。そんな人はランニングでの消費カロリーが少ない可能性があります。

ランニングで消費できるカロリーは1kmのランニングでだいたい自分の体重くらいです。

60kgの人の場合

1kmランニング=60キロカロリーの消費

意外と少ないと思った人も多いかと思いますが、ランニングはこれでも消費カロリーの多い運動なのです。

ウォーキングで1時間に進める距離は4kmくらいなのでランニングだとペースが遅くても最低6kmは走れると思います。

そうすると、体重60kgの人の場合60kg×6kmなので360キロカロリーを1時間のランニングで消費出来ることになります。

360キロカロリーを食事に変換すると大盛りご飯くらいのカロリーになります。

大盛りご飯分のカロリーを毎回消費出来ているのならダイエットは成功します。

ここまで聞くと簡単そうに思えますが、失敗する人は一回のランニングで360キロカロリーを消費できていない場合があります。

先ほどは1時間のランニングで計算しましたが、これを30分のランニングに置き換えたら1回のランニングの距離が3kmになるので消費カロリーは半分の180キロカロリーになります。

もちろん消費が180キロカロリーでも痩せることはできます。しかし、それにはかなりの時間を要してしまいます。単純に計算して痩せるために1時間ランニングの倍の時間がかかります。

そのため、ダイエット効果を実感しずらく少し食べ過ぎただけで「ダイエットしてるのに太ってきたかも…」と感じてしまいます。

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1キロ痩せるためにはどのくらい走ればいいのかを知りたい方は上記の記事も合わせてご覧ください。

タンパク質が取れていない

次に、タンパク質が十分に取れていなくて失敗するパターンです。

効率的に痩せるためには消費カロリーだけでなく筋肉量が大事になってきます。筋肉があればあるほどエネルギーを燃焼しやすいので痩せやすい身体へと変化をしていきます。

筋トレをしていなくてもランニングを継続していれば下半身の筋肉が自然とついていきます。

けれどいくら走っても筋肉が付かない人がいます。その原因がズバリ、タンパク質不足です。

タンパク質の摂取量が少ないと筋肉に栄養が行かず、いくらランニングをして筋肉をつけようとしてもエネルギーを燃焼することが出来ません。この状態を基礎代謝が悪い身体と言います。

タンパク質の摂取をランニング後すぐに行うことで効果的に筋肉量を増やすことが出来て基礎代謝も良くなります。そうするとダイエットに拍車がかかり今以上に痩せれるようになります。

たんぱく質の摂取で有名なのはプロテインです。プロテインはマッチョの人が飲むイメージですがダイエットの人にもプロテインは効果ありです。

糖質制限を行っている

次にランニングと同時に糖質制限をして失敗するパターンです。

糖質制限というのは、その名の通り糖質の摂取を制限したダイエット方法で代表的な方法を言うとお米や麺類を抜いた食事方法になります。

しかし、この良かれと思って行っている糖質制限が痩せない原因になるのです。

ランニングをするために一番必要とするエネルギーは糖質です。その糖質を制限してしまうと糖質エネルギーがない状態で運動をすることになります。

けれど糖質がないからといって燃料切れのロボットみたいに身体が全く動かなくなるわけではありません。問題なのは糖質がない状態で身体を動かすエネルギーはどこから供給されるのかということです。

その答えは筋肉です。

糖質がなくなったら人の身体は筋肉を分解してエネルギーに変えます。

筋肉を分解するということは筋肉量が減り基礎代謝が低くなります。よって痩せるために行っている糖質制限は逆効果となるのです。

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ランニングと糖質制限の相性については上記の記事に書いていますので合わせてご覧ください。

脂肪燃焼に効果的な走り方が出来てない

次に、脂肪燃焼に効果的な走り方が出来ていなくて失敗するパターンです。

ランニングはただ走れば痩せるというわけではありません。

ランニングダイエットの特徴は有酸素運動だということです。有酸素運動がなぜダイエットに良いかというと運動中の呼吸によって酸素を身体に多く取り込み脂質や糖質をエネルギーに変えることが出来るからです。

しかし有酸素運動であるランニングは、走り方によって無酸素運動にもなります。

せっかくの有酸素運動が無酸素運動になってしまってはもったいないです。無酸素運動でもダイエットは出来るのですがランニングでは効率的ではなく無酸素運動で痩せるなら筋トレをした方が効果的です。

ランニングが無酸素運動になる走り方とは「息が上がるスピードのランニング」です。ダイエット目的の場合、息が上がるスピードで走ってはいけません。

逆に脂肪燃焼に効果的な走り方は「人と話しながら走れるスピード」です。

人と話せるということは余裕をもって酸素を身体の中に取り入れられているということなので脂肪燃焼が良くなります。

【まとめ】ランニングダイエットが失敗するパターン

今回は、ランニングダイエットで失敗するパターンについて話していきました。

ランニングはダイエットの中でも消費カロリーの高い運動なので、継続をしていれば必ず痩せてきます。

体重はすぐに落ちるものではなく徐々に落ちていくものです。今回紹介した5つのことに当てはまっていなくても体重が増えることもありますが、それは一時的なものが多いです。考えられる理由としては筋肉が付いた可能性が非常に高いです。

筋肉は脂肪よりも重量があるので一時的に体重が増えたとしても身体は確実に痩せやすい身体へと変化しています。

こういったことに気づかずランニングを辞めてしまうとダイエットに失敗してしまうので、気長にランニングを続けるようにしましょう。

コツコツ継続をするのがダイエットを成功させる一番の方法です。

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